2012年3月13日火曜日

Play! フレームワーク のインストール








Play!は、Javaで高速にWebアプリケーションを開発できるフレームワークです。
Ruby on Rails の概念を取り入れているということで非常に楽しみなフレームワークです。

Javaの豊富な資産 + Rails の高速開発 ということで、かなり期待できるのではないでしょうか!?

ダウンロード



まずは、Play!本体をダウンロードします。

Play!ダウンロードサイト
http://www.playframework.org/download

f:id:supersupers7:20110425120253p:image:w360

この記事を書いた時点での最新版はPlay-1.2.zip です。
ダウンロードして適当な場所に解凍してください。

本解説ではCドライブ直下(C:\)に解凍したものとします。

C:\play-1.2



インストールはこれだけで完了です。
Eclipseで開発する場合についても、後ほど説明します。

プロジェクトの作成と動作確認



まず、先ほど解凍したフォルダに
コマンドプロンプトから移動します。

【スタート】→【ファイル名を指定して実行】→「cmd」と入力してOK

先ほど解凍したディレクトへ移動する

cd C:\play-1.2



そこで次のようなコマンドを入力します。

play new testapp



f:id:supersupers7:20110425120252p:image:w360

これで testapp という新しいプロジェクトを作成しています。

途中
What is the application name?
ときかれるので、ここでもtestappと入力してエンターを押してください。

これで、Play-1.2 フォルダにプロジェクトが作成されました。
「testapp」という名前のフォルダが新しく作成されているのが確認できます。


次に「 Play run testapp 」というコマンドを入力してください。

f:id:supersupers7:20110425120250p:image:w360

Play!の内蔵サーバがport9000 を待ち受けて起動します。

http://localhost:9000



にブラウザからアクセスして、下記の画面が表示されていれば成功です。

サーバーを終了したい場合は
コマンドプロンプトでCtrlキー+「C」キーを押してください。

Eclipse で開発を行う


作成したアプリケーションをEclipseの環境で開発したい場合、
Play!には、簡単にEclipseへインポートできる機能が備わっています。

Play!ディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行してください。

play eclipsify testapp



f:id:supersupers7:20110425120251p:image:w360

これで、Eclipse へインポートする準備が整いました。

それでは、Eclipseを起動してインポートを行いましょう。


【ファイル】→【インポート】を選択し、

既存のプロジェクトをワークスペースへを選択

f:id:supersupers7:20110425120246p:image

ルート・ディレクトリーの選択部分に
先ほど作成したアプリケーションへのパスを選択します。

C:\play-1.2\testapp



完了を押してください。

これで、プロジェクトのインポートは完了です。

(注)
以下のように、プロジェクトに×が付いている場合
Javaのバージョンが異なる可能性がありますので
以下のように設定してください。

f:id:supersupers7:20110425120249p:image:w360


【プロジェクト】→【プロパティー】画面の

Javaコンパイラーを開き、コンパイラー準拠レベルが1.6になっている事を確認
f:id:supersupers7:20110425120247p:image:w360

Javaのビルドパスを開き、順序およびエクスポートのJREシステムライブラリー【jre1.6】がチェックされている事を確認
f:id:supersupers7:20110425120248p:image:w360

これで、Eclipseを再起動すると、×が消えていると思います。


では、Eclipseからサーバーを起動してみましょう。
パッケージ・エクスプローラーから

/testapp/eclipse/testapp.launchというファイルを右クリックから実行を選択してください。
f:id:supersupers7:20110425122019p:image:w360

http://localhost:9000

にアクセスできれば成功です。


以上で、インストールと初期設定は完了しました。
次回から実際にアプリケーションを組み立てていきたいと思います。





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