Play!は、Javaで高速にWebアプリケーションを開発できるフレームワークです。
Ruby on Rails の概念を取り入れているということで非常に楽しみなフレームワークです。
Javaの豊富な資産 + Rails の高速開発 ということで、かなり期待できるのではないでしょうか!?
ダウンロード
まずは、Play!本体をダウンロードします。
Play!ダウンロードサイト
http://www.playframework.org/download
この記事を書いた時点での最新版はPlay-1.2.zip です。
ダウンロードして適当な場所に解凍してください。
本解説ではCドライブ直下(C:\)に解凍したものとします。
C:\play-1.2
インストールはこれだけで完了です。
Eclipseで開発する場合についても、後ほど説明します。
プロジェクトの作成と動作確認
まず、先ほど解凍したフォルダに
コマンドプロンプトから移動します。
【スタート】→【ファイル名を指定して実行】→「cmd」と入力してOK
先ほど解凍したディレクトへ移動する
cd C:\play-1.2
そこで次のようなコマンドを入力します。
play new testapp
これで testapp という新しいプロジェクトを作成しています。
途中
What is the application name?
ときかれるので、ここでもtestappと入力してエンターを押してください。
これで、Play-1.2 フォルダにプロジェクトが作成されました。
「testapp」という名前のフォルダが新しく作成されているのが確認できます。
次に「 Play run testapp 」というコマンドを入力してください。
Play!の内蔵サーバがport9000 を待ち受けて起動します。
http://localhost:9000
にブラウザからアクセスして、下記の画面が表示されていれば成功です。
サーバーを終了したい場合は
コマンドプロンプトでCtrlキー+「C」キーを押してください。
Eclipse で開発を行う
作成したアプリケーションをEclipseの環境で開発したい場合、
Play!には、簡単にEclipseへインポートできる機能が備わっています。
Play!ディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行してください。
play eclipsify testapp
これで、Eclipse へインポートする準備が整いました。
それでは、Eclipseを起動してインポートを行いましょう。
【ファイル】→【インポート】を選択し、
既存のプロジェクトをワークスペースへを選択
ルート・ディレクトリーの選択部分に
先ほど作成したアプリケーションへのパスを選択します。
C:\play-1.2\testapp
完了を押してください。
これで、プロジェクトのインポートは完了です。
(注)
以下のように、プロジェクトに×が付いている場合
Javaのバージョンが異なる可能性がありますので
以下のように設定してください。
【プロジェクト】→【プロパティー】画面の
Javaコンパイラーを開き、コンパイラー準拠レベルが1.6になっている事を確認
Javaのビルドパスを開き、順序およびエクスポートのJREシステムライブラリー【jre1.6】がチェックされている事を確認
これで、Eclipseを再起動すると、×が消えていると思います。
では、Eclipseからサーバーを起動してみましょう。
パッケージ・エクスプローラーから
/testapp/eclipse/testapp.launchというファイルを右クリックから実行を選択してください。
http://localhost:9000
にアクセスできれば成功です。
以上で、インストールと初期設定は完了しました。
次回から実際にアプリケーションを組み立てていきたいと思います。
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